相手が短く答えて会話が止まると、撮影する側も焦ります。答えを誘導するより、相手が思い出せる具体的な場面を聞いてみましょう。
最後に伝えたいことを決める
仕事紹介なら「一日の流れを知ってもらう」など、見た人に持ち帰ってほしい情報をひとつ決めます。質問は、その情報を集めるために用意します。
「やりがいは?」だけでなく、「昨日の仕事で、手応えを感じたのはどんな場面でしたか」と聞くと、出来事から話しやすくなります。
一度に聞くのはひとつ
「きっかけと苦労と将来の目標を教えてください」とまとめると、何から答えるか迷わせます。最初はきっかけ、次に具体的な経験と順に聞きます。
返答の中に気になる言葉があれば、「そのとき、具体的に何をしましたか」と掘り下げます。準備した質問を全部読むことより、話の中身を追いましょう。
沈黙をすぐ埋めない
相手が考えている間に次の質問を重ねると、思い出しかけた話が途切れます。少し待ち、言葉が続くかを見ます。
撮影前には、言い直せることや答えにくい質問は飛ばせることを伝えておきます。望む答えが出るまで同じ質問を繰り返すのでなく、本人の言葉を尊重してください。
今日の練習:質問3つで短く収録する
「始めたきっかけ」「最近の具体的な出来事」「これから試したいこと」の3問を、協力してくれる人に聞きます。公開する場合は別途確認します。
聞き返して、話が抽象的になった箇所を書き出します。「どんな場面?」「何をした?」のどちらを補えば伝わるか考え、質問を一つだけ書き直しましょう。