作品をたくさん並べれば強いポートフォリオになるとは限りません。見る人が、自分の相談に合う作品を見つけられることが大切です。

相談してほしい仕事を一つ決める

商品紹介、インタビュー編集など、まず見てほしい領域を決めます。その仕事に近い作品を先に置くと、相手が関連性を判断しやすくなります。

経験のない仕事を実績があるように見せる必要はありません。自主制作の例を用意し、練習作品であることと自分の担当を明示します。

似た作品を重ねすぎない

同じ得意分野でも、構成、撮影、編集など異なる判断を見せられる作品を選びます。数を増やすためだけに古い作品を残すと、現在の力が伝わりにくくなります。

全編を見る時間がない人のために、何の作品か、長さ、見どころを短く添えます。再生前に内容が分かるだけでも選びやすくなります。

掲載できる範囲を確認する

依頼された作品を持っていることと、自分のサイトで公開できることは同じではありません。作品やクライアント名、制作の裏側を載せられるか確認します。

掲載できない仕事を、曖昧な肩書きや数字で補わないでください。公開できる自主制作でも、判断の理由を丁寧に説明すれば仕事の進め方を示せます。

今日の練習:3作品の並びを考える

今ある作品から候補を選び、それぞれ「どんな相談に役立つか」を一文で書きます。同じ説明になるなら、どちらを優先するか考えます。

作品が一本なら、一本を見やすく紹介するところから始めます。足りない本数を埋めるより、次に必要な練習作品を決める材料にしましょう。